![PLAY! MUSEUM出張ワークショップ](https://images.keizai.biz/tachikawa_keizai/headline/1615208364_photo.jpg)
立川のグリーンスプリングス内にある「PLAY! MUSEUM」(立川市緑町)が3月20日、開催中の「『がまくんとかえるくん』誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展」に合わせ、立川市の窓口サービスセンター(曙町2)で出張ワークショップを開く。
ワークショップで作れる「がまくんとかえるくん」のトートバック
立川市との相互協力に関する協定に基づき、市在住・在学者向けに開く出張イベントは今回が初めて。当日は「がまくんとかえるくん」のイラストが入ったオリジナルのトートバッグをシルクスクリーンで作る。
1970年代に出版された「がまくんとかえるくん」の絵本は、墨・茶・緑の3色刷りで印刷されていた。現在は主流の網点で作るオフセット印刷ではない当時の絵本作りを学びながら、1色の印刷体験を楽しむことができる。「がまくんとかえるくん」の3種類のイラストから1つのデザインと3色(黒・茶・緑)のインクから1色を選び、シルクスクリーンの手法で無地のトートバッグに印刷する。
「PLAY! MUSEUM」広報担当の森田藍子さんは「『がまくんとかえるくん』はグッズも少ないため、オリジナルアイテムが作れるのはとても貴重な機会。シルクスクリーンというと専門的で難しそうな感じがするが、スタッフがレクチャーするので、3歳以上であればお子さんでも参加できる。ぜひ家族で参加していただければ」と呼び掛ける。
「当展は『がまくんとかえるくん』のお話しの世界へ入っていくような展示空間の中で、貴重な原画やスケッチ約100点を見ることができる。小学校の教科書で『がまくんとかえるくん』に出合った方も、大人になってもう一回読むと深く感じるものがあると思う。展覧会のために制作したアニメーション作品も上映している。言葉を使わず、口元や表情、体の動きだけで2人のかえるの性格やストーリーを伝える傑作アニメーション。当展を通して、ユーモラスで温かいローベルの世界について知っていただく機会になれば。ぜひ自分だけのトートバッグを作って、PLAY! MUSEUMにも来館していただければ」とも。
開催時間は11時~15時30分。各回30分で、各回10人。立川市在住・在学の人限定。参加費は1人500円。立川市産業観光課観光振興係までメールまたはファクスで申し込む。