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東大和「世界の料理 マゼラン」が2周年 「世界に出掛ける非日常を味わって」

マゼラン外観。オーナーシェフの石井哲也さん、ホールチーフで妻のみどりさん。

マゼラン外観。オーナーシェフの石井哲也さん、ホールチーフで妻のみどりさん。

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 東大和のレストラン「世界の料理 マゼラン」(東大和市南街5、TEL 042-507-4368)が5月29日、オープンから2年を迎える。

「世界の料理 マゼラン」店内 非日常を味わう工夫がたくさん

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 店を切り盛りするのは石井哲也さん・みどりさん夫婦。都立高校で、哲也さんは地理を、みどりさんは数学を教える傍ら、部活動の合間を縫って世界を旅していた。訪れた国は30カ国以上。授業に関連して生徒たちにチャイを振る舞うこともあり、「世界で出合ったおいしいものを日本の人たちにも食べてほしい。第二の人生で新しいことをしたい」と開業を決意したという。

 哲也さんは定年より2年早く退職後、調理師学校に通いながら、みどりさんと旅先で食べた味を研究してレシピを完成させた。「東大和市創業塾」で経営を学び、住まいのある東大和市で開業。「地域の人たちが非日常を楽しめる店にしたい」と、駅から少し離れた南街・富士見通りの路地裏に店を構えた。

 マトリョーシカ人形、トルコランプ、ペルーの布など石井さんが海外で買い集めたものを飾る店内。壁には世界遺産の映像を映し、ペルーやフランスなど世界の音楽を流す。利用客からは「亡くなった父との思い出の場所」「仕事が忙しくて行かれないけど目標ができた」「障がいがあって海外旅行が難しいが、ここに来れば気分が味わえる」などの声が聞かれるという。「先生のチャイが恋しくなった」「ここに来れば会える」と東大和高校(中央3)の卒業生が訪れることも。

 メニューは、「ベトナムチキンフォーセット」「インドカレーセット」(以上970円)、「ドイツの粗挽きハンバーグセット」(1,290円)、「シェフにおまかせセット」(日替わり1,000円)など。「ガパオ」「キーマカレー」「インドカレー」「タイカレー」(640円)などのテークアウト用真空冷凍食品も用意する。

 インドカレーは、石井さんの祖父の家に身を寄せていたインド人活動家で、「新宿 中村屋」にカレーを伝授したラス・ビハリ・ボースのレシピを「スパイスを駆使して」オリジナルで再現したという。地元野菜も取り入れ、真空冷凍食品は、東大和市のふるさと納税の返礼品や地方発送にも対応している。

 「忙しい時代だからこそ食事時間を楽しんでほしい」と、地産地消や伝統的な食文化など「スローフード」を推奨する石井さん。「当店で世界に出掛ける非日常の時間を味わっていただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~21時。ランチのみ月曜・火曜定休。ディナーは予約制でコース料理による4名以上の貸し切りのみ。

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