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国立ゆかりのアーティスト21人による「うちわ市」 手描きうちわ約80本展示 

2020年の降矢奈々さん(左)、丸山清人さん(右)の作品

2020年の降矢奈々さん(左)、丸山清人さん(右)の作品

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 「国立うちわ市」が6月17日から、国立駅近くの「ギャラリービブリオ」(国立市中1、TEL 042-511-4368)で開かれる。

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 国立にゆかりのアーティストによる手描きうちわを展示する同展。今年で8回目。絵本作家の西村繁男さんやはたこうしろうさん、銭湯絵師の丸山清人さん、銅板造形作家の赤川政由さんら21人が描いた約80本のうちわ(香川県丸亀市産・竹骨・和紙)を展示する。1枚=4,500 円で販売も行う。

 出展者には、店主の十松(とまつ) ひろきさんが直接、依頼した。十松さんは「画廊も9年目になり、ありがたいことにご縁の連鎖で広がってきた。これだけの作家がそろうというのも国立という町のすごさだと思う」と話す。今回が初出展になるのは絵本作家の田島征三さんと漫画家の堀道広さん。「西村繁男さんから『田島さんも1960年代に国立に住んでいた』と聞き、田島さんにメールで直談判。趣旨を説明して依頼したところ、『国立は思い出の町だから』と快諾してもらえた」と喜ぶ。

 緊急事態宣言明けの開催になった昨年を「『いろいろなイベントが中止となる中、開催してくれてありがとう』とたくさんの方から言われた」と振り返り、「今年も検温や消毒の実施はもちろん、安全第一で開催する」と意欲を見せる。

 開催時間は11時~19時(初日のみ10時~)。水曜定休。入場無料。6月29日まで。例年、混み合う初日のみ事前予約定員制。予約は6月9日から電話とメールで受け付ける(先着順)。

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