立川経済新聞の2021年の上半期PV(ページビュー)ランキングは、「立川の洋菓子店『エミリー・フローゲ』、できたて焼き菓子を工場直売」が1位になった。
ランキングは、1月1日~6月30日に配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 立川の洋菓子店「エミリー・フローゲ」、できたて焼き菓子を工場直売(6/7)
2. 昭島にパティスリーカフェ「アンポン bake & drip」 兄妹でカフェの夢実現(2/12)
3. 立川北口にフランス料理店「アシメトリィ」 「シェ・タスケ」元シェフが独立(1/18)
4. 武蔵村山のラーメン店「空の青とひまわり畑」、浜風食堂で間借り営業(5/28)
5. 立川のラーメン店「パワー軒」が30周年 燕三条らーめん、塩豚骨らーめんなど(1/26)
6. 立川駅北口に多摩地区初の店舗来店型PCR検査拠点(2/1)
7. 立川駅南口に「友誼商店」「友誼食府」 中国食材スーパーとフードコート(6/24)
8. グリーンスプリングス1周年 オープニング公演が1年越しに実現(4/13)
9. 東中神「カレーザウルス」が1周年 ドーナツとスパイスカレー提供(6/17)
10. 立川・たま館にギョーザとタンメンの「たんぎょう彩花」 「鏡花」がプロデュース(5/20)
創業から40年以上の老舗洋菓子店「エミリーフローゲ」が、今年初めて工場直売を行った記事が、2位以下を大きく引き離し、1位に輝いた。同店の工場は立川駅北口近くにあるものの、住宅街の一角にあるためあまり知られていなかったが、今回の工場直売には多くの人が訪れ、売り切れで購入できなかった方も多かったという。パティシエの佐野さんは「今秋以降に引き続き工場直売を企画したい」と話す。
飲食店や飲食系物販店のオープンを報じる記事が人気を集め、トップ10のうち8記事がランクイン。そのうち3本がラーメン店のオープンや周年記念を伝えるものだった。併せて、東中神の「カレーザウルス」1周年を伝える記事は直近の6月17日配信にもかかわらずランクインし、注目を浴びた。
コロナ禍で閉店・休業する飲食店も多かったが、11位以下の記事でも新規オープンした店「アメリカンレモネード」「クニタチブルワリー」「スパイス越境」などの記事のアクセス数が多かった。
飲食店以外の記事では、コロナ禍ということもあり民間のPCR検査拠点のオープンを伝える記事とグリーンスプリングス1周年を伝える記事だった。グリーンスプリングスはオープン数年前から注目を浴びていた施設だが、昨年の緊急事態宣言中のオープンとなり、全てのオープニングイベントが中止も。延期されていていたピアニスト辻井伸行さんらのオープニング記念公演が1年越しに実施された記事がランクインした。
下半期も日々変化を遂げる広域立川圏に注目していきたい。