東大和市内の飲食店26店が参加する「うまかんべぇ~祭りフードフェスタ」が6月1日、始まった。
同市産業振興課が地域住民の交流と東大和の食文化を生かして地域社会を活性化しようと開く同イベント。「うまかんべぇ~」には、自慢の料理を勧め、「おいしいからどうぞ召し上がれ」という意味がある。
同市では例年5月、あらかじめ提示された課題食材の小松菜・狭山茶などを使うメニューで市内の飲食店が人気を競う「グルメコンテスト」を東大和南公園(東大和市桜が丘2)で開催してきた。コロナ禍を経て、コンテストをスタンプラリーに衣替えして3年ぶりに復活した今年のテーマ食材は、森永乳業の粉末クリーム「クリープ」。同商品を使った対象メニューを食べて5店分のスタンプを集めた人に1袋を進呈するほか、クオカードを進呈する抽選に郵送で応募できるようにする。
森永乳業首都圏支社(港区)と同市は昨年7月、「地域活性化包括連携協定」を締結、全国に出荷する全ての同商品を同社東京多摩工場(立野4)が製造していることからコラボが実現した。
対象店とメニューは、第2あとりえトントン「フィナンシェ」(200円)、パティスリーテル「クリープとフルーツゼリー」(324円)、クジャクベーカリー「ミルクスティック」(259円)、うさぎ屋Udon「クリープと狭山茶抹茶のティラミス」(495円)、東大和ラーメン大冬樹「クリープ入り明太(めんたい)まぜそば」(850円)など。
産業振興課観光係の大西奈緒美さんは「工夫を凝らした料理がそろった。食べて楽しむと共に、進呈する同商品を活用してぜひ自宅でもアレンジを楽しんでほしい」と呼びかける。
19日まで。スタンプの付与は対象メニューを含む800円以上の利用につき1つ。ラリー用紙は参加店で配布する。