キッズダンスイベント「世界自閉症啓発デー~DANCEでつながるみんなの輪~」が3月12日、旧若葉小学校(立川市若葉町4)の体育館で開催される。主催は社会福祉支援団体YELL(エール)。
国連が定めた4月2日の世界自閉症啓発デーに向けて開く同イベント。同団体代表の町田美羽さんは「一人でも多くの人に自閉症をはじめとする発達障がいについて理解を広げていくことは、発達障がいのある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながるものと考え、イベントを企画した」と話す。
当日は、キッズダンスサークルや立川のご当地アイドルのショーのほか、ダンスをレクチャーするプログラムも用意。併せて、「特性のある親子の防災について」などのトークショーも行う。模擬店やッチンカーも16店が出店し会場を盛り上げる。15時45分からはメインセレモニーとして、火の使わないキャンドルライトでライトアップし、音楽とダンスを合わせ「会場を一つにする」という。
町田さんは「障がいがある人、ない人が関係なく、皆がつながり、助け合い笑顔あふれる街にしたい。一日楽しめる企画をたくさん用意しているので、ぜひ来場してもらえれば。自閉症のシンボルカラーである青いものを身に着けて来場してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は11時~16時。入場料は、子ども=1人300円、大人無料。