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立川の飲食店30店をロゴ入りTシャツで応援 プロジェクト第2弾

Tシャツはオレンジとチャコールの2色。表にはオリジナルキャラクター「タピトル君」裏には30店のロゴをあしらう

Tシャツはオレンジとチャコールの2色。表にはオリジナルキャラクター「タピトル君」裏には30店のロゴをあしらう

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 立川市内の飲食店30店のロゴを入れたTシャツを作るプロジェクト「立川食べ歩き隊の飲食応援フェスT大作戦!第2弾」が現在、行われている。

「立川食べ歩き隊の飲食応援フェスT大作戦!第2弾」チラシ

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 協力を呼びかける「立川フェスT実行委員会」の母体となる「立川食べ歩き隊」は2015(平成27)年に発足。「街に知り合いが増えると暮らしが楽しくなる。おいしいものを食べているときに機嫌の悪い人はいない。それなら」と、まちづくりに関わる仲間たちと数人でスタート。現在はフェイスブックグループを母体に4700人以上のメンバーが、飲食についての情報交換を行うほか、交流会を開いている。

 コロナ禍の緊急事態宣言下では、SNSを通じたテイクアウトや業態変更の情報交換「#立川エール飯」をコミュニティー内で始め、市の施策にも波及させたほか、休業中の店主をゲストに迎えたオンライン交流イベントを開催。2021年3月には、「飲食店と街を盛り上げたい」と有志が集まり、第1弾の「フェスT大作戦」をクラウドファンディングで行い、目標金額の240%の支援を集めた。

 あれから2年。前回入りきらなかった店や新しく街の顔となった店のロゴを集めたTシャツを作る同プロジェクト第2弾を始動。掲載店は、これまでのグループ内での投稿、定期的な人気投票などを数値化して選ばれた「推し店」にプロジェクトメンバーが交渉し、30店のロゴデータを収集。表には立川市をかたどったオリジナルキャラクター「タピトル君」をあしらう。

 ロゴ掲載店は、NEO JAPANESE STANDARD、弁慶、宝華らぁめん、日本酒と焼肉 吉岡太一、うなぎ しら澤、らーめん ぱったぱた、Gatto di Mare、伍楽、立川 田田、居酒屋 餃子のニューヨーク、酒亭 玉河、kashinoki coffee、ADAM’S awesome PIE、青海、あて鮨 喜重朗、TARO’S COFFEE ROASTERY、スパイス越境、鮮魚と地鶏料理 ねんごろ、Bonga’s Curry&Dining、デリシャス、鶏だしおでん ねりもん、炭火焼鳥 あら、島想食堂、le builds cafe、玉屋KITCHEN、天婦羅・うなぎ 良銀、バナナ食堂、熟成寝かせ蕎麦 たかや、パスタビーノ ハシヤ、GALERA FOOD MARKET TACHIKAWA。

 同会隊長の木嶋雅史さんは「コロナウイルスも収まりを見せ、街に活気が戻ってきたが、さらに盛り上げていきたい。飲食を通じて街で暮らす人・働く人が街を楽しみ、交流が生まれるきっかけを作っていきたい」と話す。

 同会メンバーで掲載店「熟成寝かせ蕎麦 たかや」(羽衣町)の女将(おかみ)高橋ともみさんは「立川の街と飲食を盛り上げようという気持ちが伝わってくるコミュニティー、特にコロナ禍の取り組みに励まされた。ロゴ掲載の仲間入りができてうれしい」と笑顔を見せる。「立川は家賃が高く、個人店が生き残るのは大変。立川を魅力的な街にするためにも、店と街の人の双方で盛り上げてていければ」と期待を込める。

 木嶋さんは「Tシャツは街の歴史を刻んだもの。今この街で過ごす楽しい時間、大好きな店への気持ちを背負ったTシャツを着て、みんなで集まるイベントも企画中。購入を通じて参画いただければ」と呼びかける。

 Tシャツはチャコールグレーとオレンジの2色展開で、価格は3,500円。セット割は2着で6,500円。第一弾の復刻版も白バージョン(3,200円)で用意する。販売は全て4月30日まで。

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