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立川・らーめんたま館に「たっとび」 ラーメンニキ監修の横浜家系ラーメン

「麺家たっとび」店主の大久保孝之さんと、監修の「ラーメンニキ」こと平山修司さん

「麺家たっとび」店主の大久保孝之さんと、監修の「ラーメンニキ」こと平山修司さん

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 横浜家系ラーメン専門店「麺家 たっとび」が1月15日、立川駅南口の「らーめんたま館」(立川市錦町1)にオープンした。

「特製ラーメン」角煮とチャーシューをダブルでトッピング

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 同施設内の「麺処(めんどころ)井の庄 立川」の店主・大久保貴之さんが、「ラーメンニキ」として活動する平山修司さんが監修し、学生時代から大好きだったという家系ラーメンを提供する。

 「いつか自分で店を出すなら、家系ラーメンと決めていた」と大久保さん。大久保さんは三鷹市生まれ。同施設にあった家系ラーメン店「いとし家」のスタッフを経て、魚介豚骨つけ麺店「井の庄」へ入り、3代目店主となり7年目を迎える。知人の紹介で20年以上家系ラーメンに携わるニキさんと出会い意気投合。ニキさん監修の下、2人で味を作り「たっとび」を出店した。

 ニキさんは沖縄県生まれ。大学進学で上京し「当時の沖縄にはなかった店主こだわりのラーメン」に衝撃を受けてラーメン店でアルバイトをしながら食べ歩き、卒業後「新中野系武蔵家」系譜の家系ラーメン店で23年間店舗の立ち上げなどに関わる。現在は独立し、開業準備の傍らラーメン学校講師や店舗プロデュース業に従事。「ラーメン屋がヤクルトを飲んだだけ」のユーチューブ動画でバズり、以来、「ラーメンニキ」の愛称で知られる。

 家系ラーメンは、横浜発祥の豚骨しょうゆラーメン。一般的には、濃厚なスープに太めの中華麺と鶏油に、ホウレンソウ、チャーシュー、焼きのりをトッピングし、麺のゆで加減や味の濃さを客の好みに応じて調整する。「構成が決まっている中、どこで違いを出すかが腕の見せ所」とニキさん。「長時間、骨を入れ替えながら継ぎ足して作る呼び戻しスープには愛情がいっぱい。豚骨としょうゆが互いを引き立てあったこだわりの味」とも。

 メニューは「ラーメン」(800円)、「特製ラーメン」「チャーシューメン」(以上1,000円)、「オールスターラーメン」(1,250円)、「おかわり自由ライス」(50円)など。

 店名の由来は「尊ぶ」から。「立川に由来のある名前を考えた時に、立飛という言葉が頭を離れず、お客さまはもちろんスタッフ同士も、尊び合えたらと思って名付けた。お客さまにおいしいと笑顔になっていただくためにも、スタッフの家族や生活も大切にしたい」と大久保さん。「厨房から顔が見えるフレンドリーな雰囲気がたま館の魅力。地域の方にもっと知っていただき、足の運びやすい施設を目指している。気軽にお越しいただければ」と呼びかける。

 営業時間は、11時~15時、18時~22時。

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