一橋大ゼミ受講生、実践学習の一環で新春クラシックコンサート企画

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 一橋大学兼松講堂(国立市中2)で1月29日、「和波たかよし&土屋美寧子新春コンサート」が開催される。

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 一橋大学のゼミ「芸術産業論」の受講生が企画した同コンサート。芸術産業論は昨年4月から同大学で開講し200人ほどの学生が受講したゼミ。担当教員とゲスト講師の講義、受講生の自主研究を通じて、芸術と経済社会の関係、アート・ビジネスやアート関連の社会貢献、アート関連のクリエーティブ人材の活用と新規産業育成などについて学び、10月からはコンサート・マネジメントの実践学習の一環としてコンサートの開催を目的とした「芸術産業論・音楽班」へと継続させ、国立市平和都市宣言10周年記念事業として同市と協働で同コンサートを企画した。

 今回出演するのはバイオリニストの和波たかよしさんとピアニストの土屋美寧子さん。今回は、ベートーベン「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第5番 ヘ長調 op.24『春』」ほか、バッハ「無伴奏バイオリンソナタ 第1番 ト短調 BWV1001」、ブラームス「スケルツォ ハ短調(F.A.Eソナタより)」、クライスラー「愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリン」などを演奏する。「和波さんと土屋さんは平和への祈りを込めた演奏活動を続け、多くの人々に感銘を与えている。新春コンサートの名にふさわしいベートーベンのソナタ『春』をはじめ、学生からご年配の方々まで楽しんでいただけるようなプログラムを用意した」と同大3年の福本さん。

 福本さんは「ゼミのテーマとしてコンサートを開催することは今回が初めてということもあり、まだまだ手探り状態。それでも、和波さん、土屋さんの美しい音楽とお話を通じて、皆さまにすてきな午後のひとときを過ごしていただけるように精一杯準備しているので、ぜひ多くの方にご来場いただきたい」と話す。

 開演時間は14時30分~16時30分(予定)。S席(指定)=3,000円、A席(自由)=2,000円、学生(自由)=1,000円(S・A席は当日券500円増し)。チケットは一橋大学生活協同組合ほか、「とれたの」(富士見台1)、国立楽器国立店(東1)、「白十字」南口店(中1)などで販売。問い合わせはコンセール・プルミエ(TEL 042-662-6203)まで。

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