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大学生と「動物園MAP」作り-多摩動物公園で小中学生向け環境教育プログラム

前回の「それいけ! たまレンジャー!!」の様子

前回の「それいけ! たまレンジャー!!」の様子

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 ネットワーク多摩学生委員会は8月24日、体験型環境教育プロジェクト「それいけ! たまレンジャー!! in 多摩動物公園」を開催する。

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 同委員会は多摩地域を拠点に活動する学生団体。大学生が主体となり、小中学生向け環境教育プログラムの企画運営などを行っている。

 「それいけ! たまレンジャー!!」プロジェクトの12回目となる今回は「動物博士になろう!」がテーマ。動物園の地図に発見したことや動物の絵などを書き込み、オリジナルの「動物園MAP」を作成する。生態や動物を見て感じたことなどを書き出し、グループで共有するプログラムも行う。

 「動物の生態や暮らしぶりを学ぶと同時に、主体的に『観察しよう』という気持ちを養うことが目標。子ども同士や大学生、保護者と感じたことを共有することによって、より多角的な視野を得ることも目的」と同委員会プレス担当、玉川大学芸術学部3年の平塚祥恵さん。

 高尾山(八王子市)で行われた前回のプログラムでは小学生・中学生から「自然や環境に触れ合えたことが楽しかった」、保護者からは「ボランティアの大学生、高校生の子どもたちへの対応が良く、楽しませてくれた。地域の名所を舞台にしたことでさらに楽しめた」という感想が寄せられた。ボランティアスタッフからも「子どもたちと関わることは楽しく、プログラム自体も興味深かった。一つのイベントに関わって終了したときに、達成感を得ることができた」という声が聞かれたという。

 平塚さんは「みんなで動物を見て、楽しみながら協力しあってオリジナルマップを作り、私たちといっしょに動物博士になりましょう」と参加を呼び掛ける。

 時間は10時~16時。雨天中止、小雨決行。対象は小学1年生~中学3年生(未就学児要相談)。小中学生は無料(中学生は生徒手帳持参)、高校生以上は480円が必要。申し込みなど詳細は公益社団法人学術・文化・産業ネットワーク多摩のホームページで確認できる。

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