JR武蔵小金井駅前に「pirka cafe（ピリカカフェ）」（小金井市本町5、TEL 042-401-2871）がオープンして1カ月が過ぎた。

　3年前から小金井市に在住しているオーナーの重本さんは「住み心地の良い街だがカフェが少ないと感じるようになり、それなら心地よく過ごせるカフェを自分で作ろうと思ったのが店を開くきっかけ」と話す。一人でも入りやすく長居できる空間で、安全なものを提供することをコンセプトに、オーガニック栽培のコーヒー豆や茶葉を使うなど、内装やメニューにこだわりを見せる。

　店舗面積は40平方メートル。席数は19席で、カウンターとテーブルがほぼ半分ずつ。大きな窓から採光する開放的な雰囲気の店内は、シンプルで温かみのある落ち着いたインテリアでまとめた。「週末は家族連れのお客さまが多く、平日は若い方から高齢の方まで3時間ぐらいくつろいでいく方もいらっしゃる」と重本さん。

　手作りの焼きたてワッフルのメニューが豊富で、フルーツと生クリーム、バニラアイスにソースを添えた「ピリカスペシャル」（750円）、「抹茶」（680円）などのほか、甘くない「サラダワッフル」（800円）も。「ドライカレー」（850円）や、動物や花の形に盛りつけたカラフルな3種類の「キッズランチ」（600円）などの食事メニューも提供する。

　既にリピーター客もいるという同店。「地震の影響で材料が入ってこなかったりして、ひやひやしたこともあったが、無事にオープンすることができた」と重本さん。「小金井にゆっくりくつろげるカフェができたので、おいしいコーヒーを召し上がっていただければ」とも。

　営業時間は10時30分～21時。水曜定休。