国立・谷保の旧家跡の空間で「レコードの響きを楽しむ会」

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 国立・谷保の甲州街道沿いの「やぼろじ」内のwakuworks事務所(国立市谷保)で11月12日、「レコードの響きを楽しむ会」が開かれる。

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 「やぼろじ」は、江戸時代からの旧家である本田家の一角にある、診療所と住居が一緒になった建物と古い母屋と離れ、井戸や池、樹木など約320坪の敷地内で、カフェ、工房、オフィス、シェアハウス、ガーデンを運営する。昨年5月に地主・地域住民・専門家・職人・学生や子どもたちと協働で、この場所の再生・活用計画の検討をスタート。草刈り剪定(せんてい)や骨董(こっとう)整理、改修工事などを経て今年3月に地主と賃貸契約を締結し、今年5月にオープンした。

 同企画では、助廣哲也(すけひろてつや)さんを招く。助廣さんは1979(昭和54)年東京生まれで私立育英高専(現サレジオ高専)電気工学科卒業。2002年よりアイテイ工業に勤務し、フォノカートリッジ、トーンアームなどアナログオーディオ関連機器の設計製造を担当している。

 「当日は、助廣さんに機材をお借りする。使用機材のうちレコード針(フォノカートリッジ)は、レコード再生において最も違いが出やすい部分なので、『ダイナベクター XX2』『マイソニックラボ エミネント』『オルトフォン SPU Classic G Mkll』など数種類も用意していただく予定。時間があればカートリッジによる音の違いも聴いていただきたい」と話すのは、同企画担当のすがいまゆみさん。

 「今回はレコードの響きを楽しむための1回目の企画と位置付け。手持ちのレコードを聴くことも可能。五日市の杉とヒノキ、漆喰(しっくい)でつくられた響きのいいwakuworks事務所で、持ち寄ったジャンルの違う音楽などを楽しんでいただければ」とも。

 開催時間は19時~21時。参加費1,000円。定員20人。申し込み方法はホームページで確認できる。レコード持参の場合は事前申告が必要。

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