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東経大ゼミ生らが、レシピコンテスト-地元農家の活性化目指す

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 東京経済大学(国分寺市南町1)の学生らが企画したレシピコンテスト「N-1グランプリ」が11月18日、JA東京むさし国分寺支店(東恋ヶ窪4)で開催される。

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 同大学でコミュニティ経済学を学ぶ福士正博ゼミでは、市内の魅力を再発見する「ぶんぶんウォーク」で写真展を開催したり、行政と市民との討論会「ぶんじとーく」で同市の未来図をプレゼンテーションするなど、若者の目線から「まちおこし」に取り組んでいる。同イベントは他の産地にはない「良さ」を知ってもらい、地元農家の活性化を目指すのが目的。

 同コンテストでは、同店や同市内の農家、市と協力し、さつまいもやほうれん草など同市内で採れる野菜を使ったレシピを一般公募。書類審査で選ばれた8人が実技審査でその魅力を競う。審査員には地域の飲食店経営者をはじめ、料理教室の主宰、野菜ソムリエなどプロ中のプロを迎える。審査項目は味、見た目、コスト、手軽さ、新規性、商品化実現性、野菜の活用性、工夫、普及性など。「国分寺野菜のコンテストならではの項目やレシピ集、商品化を見据えた独自の項目を設け、他のレシピコンテストとの差別化を図った」と同ゼミの学生石川さん。

 今後の展開について、「レシピ集などにまとめ市民の方に手に取ってもらい国分寺野菜に興味を持ち、献立の参考にしていただければ。可能であれば市内の飲食店で商品化を働きかけたい」と石川さん。「会場に来ていただいた方にも試食していただくので、料理が好きな方に足を運んでいただければ」とも。

 開催時間は10時~15時。入場は無料。

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