立川高島屋(立川市曙町2)で1月30日、国際製菓専門学校(曙町1)の学生たちによる作品展示とシュガーアートやあめ細工などのデモンストレーションが始まった。会場は同校学園祭「KOKUSAI立川菓子祭2013」の第2会場になっている。
1階正面に展示しているのは、製パン学科の12人がパンで創作したクロード・モネの代表作「印象・日の出」を模した作品。学生たちはヨーロッパ研修の際、パリのマルモッタン美術館で作品と対面し、雰囲気や奥深さを感じてきた。昨年の10月下旬から図案を考案し、12月中旬から製作。微妙な色使いをパンのピース約4万個の色の変化で表現した。
期間中、シュガーアートやマジパンの作品展示や、バラの花飾りやパイピングなどのケーキデコレーション、マジパン加工などのデモンストレーションを行う。2月2日・3日には、学生が製造した和菓子・洋菓子・パンなどの「創作スイ―ツ」を学生自ら販売する。
「毎年作品展示はもちろん、学生との対話を楽しみに来場するお客さまがたくさんいらっしゃる。特に展示作品は12人と少ない人数ながら、過去最高数のピースを貼り付けて製作しており、作品に学生の頑張りが表れている。ぜひご覧いただければ」と同校製パン教授の川﨑一文さん。
営業時間は10時~19時。2月3日まで。