昭島駅北口にログハウスや木の家の展示場「LOGWAY BESS多摩」(昭島市拝島町)がオープンして2カ月がたった。
同施設を開設したのは、住宅の企画・販売などを手掛ける「アールシーコア」(目黒区)。同社が展開するログハウスなど自然材をふんだんに使った個性的な木の家を企画・販売する「BESS事業」における3カ所目の直営拠点で、暮らしを体験する場として、「LOG への道」「楽しい未来への道」の意味を込めた「LOGWAY」の名称を冠した初の展示場となる。同事業全体では国内44拠点目。
同施設では、BESS 拠点の中でも最大級となる約900坪の敷地に、同社が手掛ける木の家4棟とログ小屋2棟を配置。今年9月に完成を予定する「倭様 程々の家」が加わると、同社の手掛ける住宅のフルラインアップがそろう。敷地内には、花壇や畑なども設(しつら)え、同社が提案する「自然を身近に感じながら、のびのびと心豊かに暮らす」暮らし方「梺(ふもと)ぐらし」が想起できるシーンづくりを目指したという。
同社の住宅で暮らす先輩ユーザー「LOGWAY コーチャー」を招き話を聞く機会も設ける。入り口近くに設置された「LOGWAYボード」では、LOGWAY コーチャーがリーダー役となり、同施設で展開する部活動を紹介。「薪(まき)ストー部」や「DIY部」「外ごはん部」など、来場者も一緒に「手をかけながら楽しむ暮らし」を体験できる場を用意する。
同施設を「家を単純に比較検討する場ではなく、楽しく暮らしたい人が集まり、かなえたい未来を思い描く場」と位置付ける同社。広報の榎本憲さんは「自然が好きな人や不便を楽しめる人、自分で行動するのが好きな人にあっているのでは。まずは好きか嫌いか、自分の感性を感じてみてほしい」と来場を呼び掛ける。「これから先、家でどんな暮らしを楽しみたいか。実際の生活を知るコーチャーの方たちから、ぜひ生の声を聞いてみていただければ」とも。
営業時間は10時~18時。水曜・木曜定休(祝日の場合は営業)。