多摩動物公園(日野市程久保7)は、今年7月から来年3月までに9回ある3連休にちなんで、「さんきゅう企画」と題したシリーズプログラムを開催する。
連休ごとに、ミッションが書かれた「園長からの挑戦状」が配布され、園内を回ってヒントを探し、ミッションをクリアしていく内容。大人から子どもまで楽しみながら動物の体のつくりや暮らしを学べる。ミッションを2つ以上クリアすると、その数に応じて記念品をプレゼントする。
同園教育普及係の担当者は「今年度は3連休が残り9回あるということで、多くの方に来園してもらうために、連休にちなんだシリーズプログラムを企画した。過去にも継続型の企画はあったが、3連休に注目した企画は初めて。また、タイトルには何回も来てくれて『39(サンキュー)』という語呂合わせの意味もある」と話す。
ミッションをクリアするために、園内に用意されたヒントを探すプロセスも楽しめるようにし、幅広い世代が参加できるように工夫している。全回参加すると、挑戦状は9枚集まり、最高で9つのミッションをクリアすることが可能。記念品はオリジナルバッジやオリジナルノート、園内の売店でのドリンクなどを予定している。
担当者は「同企画が動物に興味を持ち、積極的に観察するきっかけになればうれしい。大人から子どもまで楽しめる内容なので、この機会にたくさんの方に足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
各日9時30分~16時30分。参加無料(入園料は必要)。挑戦状は各日先着250~500枚。
開園時間は9時30分~17時。水曜休園。入園料は、一般=600円、中学生=200円、65歳以上=300円。小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料。