アパレルブランド「GAP」を展開するギャップジャパン(渋谷区)は8月、地域貢献プロジェクトとして国分寺の「こくベジプロジェクト」に製品を提供する活動を始めた。
GAPは1969年、米サンフランシスコで創業して以来、各地域とつながりながら成長してきた中で、各地域で活躍する事業者に同社製品を提供する地域貢献プロジェクト「Local Hero & Gap Project(ローカルヒーロー & Gapプロジェクト)」を展開している。
日本でも全国の地域で活躍する事業者に同社製品を提供する活動を行っているギャップジャパン。今回、国分寺で地場産農畜産物の地産地消推進に取り組む「こくベジプロジェクト」が、国分寺駅の駅ビルにある「GAPストア 国分井マルイ店」から推薦を受け選ばれた。
通常は飲食店などの事業者が対象だったが、今回自治体を含む団体としては初の参加となり、8月から年4回、こくベジに同社製品を提供することになり、1回目はこくベジプロジェクトのロゴ入りTシャツを提供した。今後のこくベジ関連イベントでは、メンバーがこのTシャツを着て活動を進めていく。
こくベジプロジェクト推進連絡会のこくベジプロジェクト検討会議会長も務める中村農園の中村克之さんは「世界的なブランドであり、普段着としても農作業の際にもよく着ていて愛着のあるGAPの『Local Hero & Gapプロジェクト』に『こくベジ』が選ばれたことは大変光栄。これまでプロジェクトメンバー共通のユニホームがなく、イベントでの一体感が希薄だったので、今回提供いただいたTシャツなどの衣類をプロジェクトユニホームとして位置付け、メンバーの連帯感を強めるとともに、こくベジブランド力の向上を目指していきたい」と話す。