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ファーレ立川のアート「ブリーフケースをもった男」 カフェがコラボクッキー

「ブリーフケースをもった男」をモチーフにした「ファーレアートクッキー」

「ブリーフケースをもった男」をモチーフにした「ファーレアートクッキー」

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 立川のカフェ「Adam's awesome PIE(アダムスオーサムパイ)」(立川市緑町4)が3月1日、ファーレ立川アートの作品とコラボした「ファーレアートクッキー」を発売する。

店頭近くにあるファーレアート作品「ブリーフケースをもった男」

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 ファーレ立川に点在するアートの一つ「ブリーフケースをもった男」(ジョナサン・ボロフスキー作)をモチーフとした同商品。「店の近くにあるアートでインパクトがある作品のため、数あるファーレ立川のアート作品から、この作品を選択した」という。

 同商品はステンドグラスクッキーの手法で、全粒粉を使ったパイ生地で外周を囲み、内側は飴と砂糖で透明に仕上げ、そこにファーレアート作品の「ブリーフケースをもった男」が浮かび上がって見えるようなクッキーに仕上げた。販売は期間中限定50枚程度を予定。

 根津祐太郎店長は「商品開発のきっかけは、趣味でアイシングクッキーを作っている育児中の知人が、クッキー教室を開きたいが育児中で時間や開催場所が無く困っていることを知り、『きっかけ作りになれば』と声を掛けたのがコラボレーションの始まり」と話す。

 「子どもがいると自分の事は二の次になってしまい何事も諦めがちになるが、少しでもその思いを実現したいとタッグを組むことになった。飲食の場合は当店で商品化をするほか、そのほかの用途でも当店でワークショップを開催するなど、子育て中でやりたい事を制限している人の思いを少しでも当店で形にできるお手伝いができれば」とも。

 根津さんは「写真映えするクッキーなので、立川はもちろん、さまざまな場所で写真を撮って楽しめるだけでなく、自宅でもファーレ立川アートを楽しめる。とてもすてきな作品に仕上がっているので、ぜひ手に取っていただきたい。クッキーをきっかけに、立川というアートあふれる魅力的な街があることを知っていただき、立川に来て個人で頑張っている店を訪れていただければ」と呼び掛ける。

 価格は1枚380円。販売は3月31日まで。

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