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国立駅南口に個人向けワークプレイス 国立市が多様な働き方支援で開設

無人管理で運営する「くにらちラウンジ」のようす

無人管理で運営する「くにらちラウンジ」のようす

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 国立市は3月1日、国立駅南口に個人向けワークプレイス「くにたちラウンジ」(国立市中1)を開設し実証実験を始めた。

スマートフォンで入退室管理する「くにたちラウンジ」入口

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 事業者提案事業による実施事業として、国立市民(市内在勤・在学を含む)がテレワーク等に利用できる個人向けワークプレイスの構築・運営をザイマックス(東京都港区)に委託し、協同で社会的効果等の実証実験を行う。

 「市民の多様な働き方の促進、自己啓発活動等に与える影響等を検証するとともに、市民ニーズを把握することで、今後のさまざまな事業展開の発展につなげたい」と同市担当者。

 席数は7席で、内訳は、オープン席=3席1列×2列、1人用個室=1席。併せて、テレフォンブース1室も備えるほか、紙パックのお茶、カフェオレなどのドリンクをフリーで提供する。当面の間、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オープン席は1席ずつ間隔を空けての利用となり、最大利用可能席数は5席(オープン席4席、個室1席)で運営する。利用対象者は、市内在住・在勤・在学の 18歳以上で、団体利用は不可。利用料金は、オープン席=15分75円、個室=同200円。4月28日までは、オープン席=同50円、個室=同100円で利用できる。決済はクレジットカードのみ。無人管理のため専用サイトで事前に会員登録し利用予約が必要。

 同市まちの振興課商工観光係の清水祐さんは「職住近接による通勤時間の削減により生み出された時間を有効に活用することで、子育てや介護等における負担軽減のほか、家庭や地域活動、個人活動に充てる時間の充実など、ワークライフバランスの向上につながると考えている。ぜひ利用いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は平日7時~21時。

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