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大学通りで夏の風物詩「くにたち朝顔市」 国立産アサガオ並ぶ

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 大学通り緑地帯(一橋大学正門南)で7月1日・2日、恒例の「くにたち朝顔市」が開かれる。

「くにたち朝顔市」ポスター

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 今年で35回目を迎え、「国立市の夏の風物詩」ともいわれる同イベント。市内の農業者が「朝顔の里」で共同栽培した国立産の日本朝顔を展示即売する。

 「子どもたちにふるさとの思い出をつくりたい」という思いから、1989(平成元)年に始まった同イベント。開催当初は、アサガオを江戸川区内の栽培者から仕入れていたが、翌年から市内の農業者が「朝顔・鉢物研究会」を結成。本場の技術を学びながら試行錯誤の中で栽培を始め、第3回から、販売する全てのアサガオは地元で生産された「国立産」アサガオになったという。現在は生産者が共同で市内に「朝顔の里」をつくり、国立産アサガオを提供する。

 当日は、つるを支柱にらせん状に絡ませた「行灯(あんどん)仕立て」の鉢植えを2,000円で販売(事前予約で200円引き)。花径が18センチ前後にもなる大輪7色を組み合わせた「暁シリーズ」や、「曜(よう)」と呼ばれる部分と縁が白く抜け、コントラストが美しい星咲き5色を組み合わせた「富士シリーズ」が並ぶ。併せて、くにたち産野菜や江戸風鈴や出店がにぎわいを添える。

 くにたち朝顔市実行委員会事務局担当者で、国立市商工会の吉原克哉さんは「コロナ禍では縮小開催をしていたが、今年から感染対策を気をつけながら、ほぼ例年並みのほぼフルスペックでの開催となる。地元の有志が育てた大輪のアサガオが並ぶので、お越しいただければ」と呼びかける。

 開催時間は7時~14時(売り切れ次第終了)。入場無料。

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