立川エリアで9月2日から、回遊型アートフェスティバル「Center line art festival Tokyo 2026」が初開催される。主催は一般社団法人「Co-production of art Works-M」。
立川エリアで「中央線芸術祭」初開催 中央線沿線24会場で26プログラム展開
JR中央線沿線の各エリアに会場を設置する同イベントは2021年に始まり今年で6回目。中央線沿線のギャラリーや公共施設などを会場に、作品展示やパフォーマンス、ワークショップなどを展開っする。
今年は5月20日から9月1日までをプレイベント期間とし、本祭に先立ちイベントや子ども向けワークショップなどを行ってきた。5月20日~25日は旧国立駅舎(国立市東1)でスタートアップイベント「Hello ART! ~こえ て つながる~」を開き、来場者参加型のワークショップなどを行った。
本祭(9月2日~11月3日)では、中野、高円寺、吉祥寺、武蔵小金井、国分寺、国立、立川、一橋学園の各駅周辺の24会場で26プログラムを展開する。2021年の初開催時は中野駅から武蔵小金井駅までの区間で行い、その後、国分寺や国立、小平にも開催エリアを広げてきた。今年は初めて立川でプログラムを行う。
同法人事務局スタッフの田中麻美さんは「立川開催は2023年から検討を進めてきた。毎年イベントを重ねる中で、多摩地域の街の表情や文化、伝統、自然の重要性を感じるようになった。今後は立川エリアをフェスティバルのメインエリアとして位置付け、さらに多くの地域につなげていきたい」と話す。
今年は「超越関係~Crossover~」をテーマに掲げる。地域や世代、立場、考え方などの間にある目に見えない境界を、アートを含むさまざまな表現を通して越え、新たな関係性や価値観を生み出すという。期間中、平面や立体、写真、映像、インスタレーションなどの作品展示のほか、パフォーマンスやワークショップ、トークイベントなどを展開する。
立川では、多摩信用金庫本店・本部棟メインエントランス(立川市緑町3)で「Tachikawa Art Entrance」を開く。9月2日~10月4日は、現代アート作家4人の作品を展示する。このほか、エキュート立川の4階庭園では野外展示「立川の空に」、高松町にある商店街の交流施設では「TOKOTOKO to ART」を行う。
田中さんは「3プログラムを通じて、立川という街についてさまざまな視点から触れることができるよう構成した」と話す。「アートと人、人と人、人と街の関係に加え、8カ所の開催エリア同士につながりが生まれたら。開催エリアの新たな魅力を発見していただき、さまざまな立場や属性、関係性を超えてつながり広がる喜びを感じてもらえたら」と来場を呼びかける。