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毎日新聞論説委員・野沢和弘さんが講演―障がい者差別禁止条例テーマに

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 立川市総合福祉センター(立川市富士見町2)で6月8日、毎日新聞論説委員の野沢和弘さんによる講演会「障害者差別禁止条例がまちに吹かせた風2」が開催される。主催は「障がいのある人もない人も暮らしやすい立川を考える会」。

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 2007年、全国初の障がい者差別を禁じた包括的な条例「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」が施行された。野沢さんは当時「千葉県障害者差別をなくすための研究会」の座長を務めており、同条例制定にあたって中心的役割を果たした。野沢さん自身が知的障がい児の親でもある。

 「障がいのある人もない人暮らしやすい立川を考える会」は、同会発足時に同じく野沢さんによる講演会「障害者差別禁止条例がまちに吹かせた風」を開催している。今回は「障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律」が今年4月26日に国会に提出されたという動向を受け、同講演会の第2弾として開催する。

 「この講演を聞いていただければ、障がい者差別禁止条例ができることで何が変わるのかを知ることができる。この条例が障がい者を守るためだけにあるのではなく、誰もが暮らしやすい街にするために必要な条例だということもお分かりいただける。障がい者の家族や当事者、福祉施設の職員、将来福祉施設で働きたいと思っている人はもちろん、興味のある人ならどなたでも聞いていただきたい」と、立川市社会福祉協議会市民活動センターたちかわの田中亮彦さん。

 開催時間は13時30分~16時。資料代として300円が必要。申し込みは立川市社会福祉協議会市民活動センター(TEL 042-529-8323、FAX 042-529-8714)まで。受付は6月7日まで。詳細は同センターのホームページで確認できる。

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