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国立で「国際女性デー」パネル展 旧国立駅舎でイエローライトアップも

有名人の名言が並ぶウインドー展示

有名人の名言が並ぶウインドー展示

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 3月8日の「国際女性デー」に合わせ、「くにたち男女平等参画ステーション パラソル」(国立市中)で現在、関連のパネル展示が行われている。

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 国際女性デーは、女性の権利と政治的、経済的分野への参加を盛り立てて世界平和を目指し、1975年、国連が制定した記念日。

 同施設では、この日に合わせ、政治家、スポーツ選手、アイドルなど、さまざまなジャンルの有名人21人の名言集をウインドーに展示。展示の感想など来館者がミモザを模したカードに記したメッセージも飾っている。

 施設内ロビーでは、「国際女性デー・コロナ禍の女性」と題し、海外では女性リーダーがコロナ禍でも高いリーダーシップを発揮し評価を得ている事例や、コロナをきっかけに見えた女性たちの現状と、変わろうとしている社会情勢などをグラフを交えてわかりやすく説明したパネル展を行っている。

 3月2日からは、旧国立駅舎でもパネル展、名言展示、メッセージ募集を行うほか、ミモザの花の装飾や国立のママによるコンサート(3月8日)も開催。展示期間中、日没後に駅舎自体をイエローにライトアップする。

 副ステーション長の川和さと美さんは「『女性活躍』『男女平等』というと男女の対立になったり、女性が努力することだと思われたりしがちだが、女性が生きやすい社会は誰もが生きやすい社会。男性も、女性も、あらゆる性の人、さまざまな立場の人が対立するのでなく、話し合うことが大切だと感じ、ウインドー展示では、国内外、さまざまな性別、年齢、職種の方たちの名言を意識して集め展示した」と話す。

「今年は旧国立駅舎での展示も行い、今後は国立の商店街とも連携していく予定。国立の街全体で盛り上げていき、多くの方が展示を見てミモザ色の黄色で明るい気持ちになっていただければ」と呼び掛ける。

 くにたち男女平等参画ステーションの展示期間は3月31日まで、旧国立駅舎の展示は3月8日まで。

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