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武蔵村山で「家事育児支援サポーター」養成講座 受講後は子育て支援を仕事に

武蔵村山市家事育児支援サポーター養成講座の募集告知

武蔵村山市家事育児支援サポーター養成講座の募集告知

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 武蔵村山市で9月21日より、「家事育児支援サポーター養成講座」が開かれる。主催は武蔵村山市子ども家庭部子ども子育て支援課「家事育児サポーター研修事業」。現在、参加者を募集している。

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 家事育児支援サポーターとは、乳幼児期の子どもを育てる家庭を訪問し、簡単な家事や子どもの世話や赤ちゃんの沐浴(もくよく)などを手伝う支援者のこと。武蔵村山市では、子育て支援として産後3カ月以内の該当者を対象に同サポーターを派遣しており、当講座を受講しサポーター登録すると、市からの仕事を受けることができる。

 講座内容は、子どもの発達や保育原理、救急救命講習、多胎児支援、掃除・整理整頓・洗濯・食事など全11講座とフォローアップ研修の回。現役の保育士・看護師・児童発達支援管理責任者・家事育児サポーターらが講師を務め、欠席時はオンライン補講も。先着で託児に対応し、近隣市民も受講できる。

 同講座は今年1月にも開講し、2回目の募集となる。前回も30人近くの参加者が受講し、現在は保育園勤務、家事育児サポーター、保育スタッフ、ファミリーサポーターとして活躍している。

 前回の参加者のアンケートの感想では「『社会に踏み出す一歩』。本当にこの言葉にピッタリの講座だった。子育ての経験と、約20年前位の社会経験を思い出し生かしていければ」などの声が寄せられているという。

 運営事業責任者の矢島綾子さんは「当事業は前回好評で大勢の方に受講いただいた。地域の課題を同じ地域に暮らす人たちで解決できる大変意義のある事業。子育て経験や家事の経験を生かした仕事をしたい、地域で仕事をしたい、という方に受講いただければ。併せて、ボランティアではなく仕事として、自分のすき間時間に働きたい、社会復帰したいけど不安という方の背中を押すきっかけになれば」と受講を呼び掛ける。

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