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国立の多摩川河川敷公園で3市連携の水防訓練 ペットの防災訓練も

水防工法の説明で土嚢を積み上げる様子 *東京消防庁画像提供

水防工法の説明で土嚢を積み上げる様子 *東京消防庁画像提供

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 国立の多摩川河川敷公園(国立市谷保)で5月21日、「令和4年度 東京消防庁・国立市・立川市・昭島市合同総合水防訓練」が行われる。

合同総合水防訓練のポスター

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 毎年、台風や集中豪雨に伴う河川の水害が多発する季節の前に、立川消防署と昭島消防署、国立市、立川市、昭島市の3市が合同で実施している水防訓練。コロナ禍の影響で過去2年は中止となっていたが、今年は国立市で3年ぶりに行う。

 当日は、多摩川において大規模な水害が発生したという想定で実施。東京消防庁をはじめとした各関係機関が連携し、浸水した建物や土砂災害によって倒壊した家屋からの救助、河川内に取り残されている要救助者の救助などの水防・救助訓練を行う。消防ヘリコプターや消防車、特殊車両が出動予定。

 体験コーナーでは、塔体付きポンプ車体験搭乗(小学生のみ、先着20人)やミニバッテリーカー乗車体験(小学生以下は大人と同乗)、まちかど防災訓練車による消火訓練など、子どもたちにも楽しめる内容を用意する。車両展示は、コマンドカーや即応対処部隊などの特殊車両、電気自動車での家電利用のデモンストレーションなど。

 併せて、ペットの防災訓練も事前申込制で実施。犬または猫のペットと一緒にリードを用意すれば参加できる。

 国立市行政管理部防災安全課の松平忠彦課長は「住民の皆さんに影響のあることで、多摩川の近くにお住まいの方には特に来て知ってほしい。訓練をすることによって、床下浸水になってしまったときなど、スムーズに避難したり対処したりできるようになってもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は、水防訓練=10時~11時30分、体験コーナー=11時30分~13時。参加無料。

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