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都市型野外フェス「立川いったい音楽まつり」3年ぶり開催へ 「駅ピアノ」も

2019年開催 立川いったい音楽まつりの様子

2019年開催 立川いったい音楽まつりの様子

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 立川市内各所で5月21日・22日の2日間、「立川いったい音楽まつり」が開かれる。

2019年開催時 ドラムサークルによるワークショップの様子

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 3年ぶり11回目の開催。立川市内「一帯」でライブを行うことで、演奏者、観客、ボランティアスタッフ、地元企業が「一体」となり、立川の街を盛り上げるだけでなく、周辺商業施設にも活気を与えることを目指す。

 実行委員長の吉澤昌志さんは「立川駅前には以前、ストリートミュージシャンが見かけられたが、路上演奏に対する規制が厳しくなり出した頃からほとんど見なくなってしまった」と振り返る。路上ライブの魅力を損なわずに街の人から理解を得られるようにと、2006(平成18)年、ホールでのライブイベントを開催。その後、「路上で開催することでより多くの出演者に演奏をしてもらおう」と、2012(平成24)に「立川いったい音楽まつり」を立ち上げた。

 今年の初めに行われた出演者募集では、140組の枠に対し380組を超える団体からのエントリーがあった。選ばれた出演者は、プロ・アマ、ジャンルの別なく、音楽の演奏だけではなくダンスパフォーマンスなども。キッチンカーの出店や手作り品のマーケット、大道芸など、ライブ以外でも楽しめるコンテンツを用意する。

 今回は、会場に「グリーンスプリングス」(立川市緑町3)と「グランデュオ・ルーフトップ(屋上)」(柴崎町3)が追加となるほか、新企画として「駅ピアノ」と「ウッドデッキオープンステージ」を用意する。

 「駅ピアノ」は、カラフルなデザインが施されたアップライトピアノが多摩モノレール立川南駅イベントスペースに設置され、スタッフ案内の下、誰でも自由に演奏できる。「ウッドデッキオープンステージ」は、当日に現地予約で、誰でも10分間演奏できるストリートライブテイストのステージ。簡易音響機材、キーボード、マイク、ギターアンプなどは用意されている。

 吉澤さんは「会場数、出演団体数共に前回の半分以下と小規模になってしまったが、『音楽で立川を元気に』という気持ちは従来の2倍以上に増量しているので期待してほしい。感染症対策も万全を期して運営するので、たくさんの人に来場いただければ」と呼びかける。

 開催時間は10時30分~18時(会場により異なる)。観覧無料。

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