ブック&カフェなど個性派4店舗が「国立を巡る」共同企画 

4店舗が展覧会を同時開催。「国立本店」ではメーカーの紙見本、「見本帳」を展示。

4店舗が展覧会を同時開催。「国立本店」ではメーカーの紙見本、「見本帳」を展示。

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 ブック&カフェ「国立本店」(国立市中1、TEL 042-575-9428)など4店舗では、店舗を巡りながら国立を知るイベント、「国立テンポ・ラリー2007」が開催されている。

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 同イベントは、4店舗が共通のテーマで展覧会を開催し、4店舗をスタンプラリーで回ると、最初の店舗でもらった国立の地図が完成する仕組みになっている。「自分だけの国立の地図をつくろう」を合言葉に、地図を持って、4店舗を足がかりに街をのんびりと巡ることで、国立をもっと知ってもらうのが狙い。

 昨年から始まった同イベント。今年の参加店舗は、国立に縁のあるクリエーターが集う(=国立デザインセンター)の活動拠点でもある「国立本店」のほか、木工家さかいあつしさんの匙(さじ)の店「匙屋」(国立市中1)、オリジナル文具の企画や、文具をテーマにした展覧会やワークショップなども手がける「つくし文具店」(国分寺市西町2)、天然素材を使った生活雑貨を扱う「たとぱに」(国立市東1)。個々にも展覧会やイベントを実施する、個性的な活動を展開する店舗が顔をそろえた。

 今年のテーマは「紙」。国立本店では、さまざまなメーカーの紙のサンプル帳を展示する「かみの見本帳」展、つくし文具店では、5組のデザイナーによる「かみの道具」展、匙屋では、木版画家 水田順子さんの「木版画、そしてノートと紙箱」展、たとぱにでは、ネパールの手漉き紙による「手作りの紙と、紙の灯り」展を、それぞれ開催中。

 国立本店では「テンポ・ラリーでは、国立をより知ってもらえるよう4店舗だけでなく、お勧めの飲食店も地図に掲載した。国立のデザイナーと、例えば、印刷、木工などに携わる地域の人とを結びつけることで、この街がもっと面白くなるよう、これからもいろいろな仕掛けをみんなで考えていきたい」と話している。

 開催は6月10日まで。

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