たましんRISURUホール（立川市錦町3）で8月19日・20日、「劇場体験型ナゾ解きゲーム RISURU the ツアー　消えた衣装をさがせ」が開かれる。

　KAAT神奈川芸術劇場（横浜市）で生まれた同企画は、謎解きゲームと劇場のバックステージツアーを融合させたもの。参加者は劇場内に隠されたヒントを見つけて謎を解き、「何か」を探し出す。客席やロビーの他、普段入ることのできない舞台裏も探索する。

　「休演日や終演後に行われる通常のバックステージツアーとは一味違う。動いている、生きている劇場、そこで働くスタッフを見ていただき、劇場に親しんでいただくことを第一の目的としている。ゲーム中に仕込まれた謎は、劇場の役割・スタッフの仕事にまつわる謎になるよう緻密に考え抜かれていて、劇場体験ができる類を見ないオリジナル企画となっている」という。

　6日に行われたテスト公演に参加した40代女性は「最初は子ども向けかと思ったが、大人も楽しめた」、20代男性は「自分の頭の固さに驚いた」と話す。30代女性からは「楽しく協力しながらゲームを進めていけるので、時間がたつのがあっという間だった」、8歳の女の子からは「楽しかったけれど難しかった。またやりたい」などの感想も聞かれた。

　「謎解きだけでなく、普段見られない劇場の裏側を、ヒントを頼りに自分の足で巡ることができる。家族やカップル、友人同士で協力しながらゲームを楽しめるので、参加いただければ」と立川市地域文化振興財団の三好さん。

　開催時間は、19日＝11時・15時・19時、20日＝11時・15時。定員は各120人。チケット料金は2,000円。未就学児は入場不可。