小学生が運営を手掛けるイベント「キッズドリームチャレンジ2019」が9月15日、立川駅北口のサンサンロード(都市軸)で開催される。
「キッズドリームチャレンジ」は子どもたちが地域の企業などの協力の下、職業体験を通して社会の仕組みや人のつながり、支え合いの心の大切さ、人のために何かを成し遂げ感謝される喜びを体験することで、自己肯定感や自主性、地域愛を育み、将来の夢を描く機会を創出することを目指す事業。同イベントはその集大成として子どもたちが運営を行い、これまでの活動の成果を披露する。
今年は、立川市、国立市、武蔵村山市および近隣の小学4年生~6年生100人がカメラマン、アナウンサー、音響、警察官、消防官、ダンサー、ヘアメーク、ネイリスト、パティシエ、スタイリストの10業種に分かれ、職業体験に挑戦。イベント開催に向け、その道のプロから技術や知識を学び、経験を重ねた。実行委員長の新井敏之さんは「最初はよそよそしかった子たちが、2回目になると友達になったり、学年の上の子が下の子をサポートしていたりと、短期間でも成長していくのがわかる」と振り返る。
当日は、ダンサーチームによるパフォーマンスやスタイリストチームによるファッションショー、消防官チームと警察官チームによる総合消火訓練などのステージイベントを展開するほか、マジパン細工作り、ネイルやヘアアレンジ体験など、来場者が参加できる体験ブースも用意する。司会や音響、カメラマンなどイベントの裏方も子どもたちが担当し、力を合わせ、イベントを盛り上げる。
「子どもたちは当日に向けて緊張もしているが、ビクビクするよりも楽しんだ方がよいという考えになってきており、みんなワクワクしているようす」と新井さん。「ひたむきに頑張る子どもたちのキラキラとした笑顔は必見」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~14時(閉会式は14時~)。入場無料。