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立川・高松町に「おや麺」 旧ヤタパラ「はやぶさ」店長が間借り営業経て開店

「中華そば おや麺」店主の小山真吾さん

「中華そば おや麺」店主の小山真吾さん

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 ラーメン店「中華そば おや麺」(立川市高松町1)が12月12日、芋窪街道沿いにオープンした。

「特製鶏だし中華そば しょうゆ」

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 同店は、鶏100%中華そばの専門店。鶏ガラと数種類の銘柄鶏・地鶏を「じっくり炊き上げた」というスープに、菅野製麺所(瑞穂町)の国産小麦の中太ストレート麺と低温調理の肩ロースチャーシューを合わせる。

 店主の小山真吾さんは青梅生まれ。「横浜家系 麺屋はやぶさ」(高松町)のスタッフとなり7年間勤務し、2代目店長になるも、立川屋台村パラダイス(通称「ヤタパラ」=高松町)の営業終了とともに閉業。当時客として通っていた「餃子(ギョーザ)ダイニングこころ」(曙町)で勤務しながら日曜日のみ2年間、ラーメン店を間借りして営業し、「こころ」代表の石田さんの援助を受けて「おや麺」を開いた。

 小山さんは「はやぶさ」閉店後もツイッターで活動を発信し続け、その動向を見守ってきたファンなど、開店日には多くの客が訪れた。「はやぶさが閉店してから疎遠になっていた人からも連絡が来て、自分はこんなに応援されていたのだと感じた」と小山さん。「家系ラーメンを期待する声もあったが、引き継いだレシピではなく、毎週進化させて作り上げた自分の味で勝負したい」とも。

 メニューは、「鶏だし中華そば」(塩・しょうゆ=850円)、「特製鶏だし中華そば」(同=1,100円)、「温玉チャーシュー丼」(350円)など。

 「働く人、親子連れ、部活帰りの高校生など、地域の人に愛されるラーメン屋のおやじになりたい。街と共に店も自分も成長していけたら。食べて後悔する味ではないと思うので、足を運んでいただければ」と来店を呼びかける。

 営業時間は、11時30分~16時、18時~22時。水曜定休。

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