立川のラーメン店「煮干しらーめん 青樹（あおき）」（立川市高松町3、TEL 042-527-3443）が2月20日、「立川らぁ麺団」の企画として「バジル煮干し 青樹みどり」の提供を期間限定で始めた。

　「立川らぁ麺団」は、「煮干しらーめん 青樹」「麺屋 はやぶさ」（曙町2）、「楽観」（同）、「立川中華そば　ととホンテン」（曙町3）ら立川駅北口のラーメン店4店で結成。テーマを決めて創作ラーメンを提供するコラボイベントを不定期で開いている。9回目となる今回のテーマは「和洋中伊」。各店が考案したオリジナルラーメンを10日間の期間限定、リレー形式で提供する。

　1店舗目となる「青樹」のテーマは「伊（イタリア）」。「イタリアのリグーリア地方の代表的な調味料であるジェノベーゼにスポットを当て、ラーメンという形に落とし込んだ。『緑』という色がもう一つのテーマ」（店主の青木さん）という今回のラーメンは、青樹の「片口煮干し鯖節」が利いたスープに、ジェノベーゼソースと粉砕した煮干しで作った「バジル煮干し」を合わせた緑色がかったスープと、バジルを練り込んだ緑色の麺が特徴。麺は同イベントのため、福生のラーメン店「カッパ64」（福生市）に製麺を特別に依頼した。価格は880円。3月1日まで提供する。

　2店舗目の「麺屋 はやぶさ」は「洋」（2月27日～3月8日）、3店舗目の「立川中華そば　ととホンテン」は「和」（3月6日～15日）、4店舗目の「楽観」は「中（中華）」（3月13日～22日）をテーマに提供予定。

　「それぞれ個性ある4店舗。スタンプラリーをきっかけに、まだ店に行ってみたことがない方にぜひ各店の個性を食べ比べていただきたい」と青木さん。

　営業時間は11時～23時（日曜・祝日は22時まで）。同イベントで4店舗を制覇すると、4店合作「和洋折衷らぁ麺」を880円で提供する会の参加権か各店共通のラーメン1杯無料券（750円以下）が進呈される。