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立川高島屋、開店45周年で「大感謝祭」 懐かしさや地元テーマにイベント

フードコートで販売していた焼きそばを再現した「なつかしの焼きそば」。やきそば(ミートソース味)(390円)。

フードコートで販売していた焼きそばを再現した「なつかしの焼きそば」。やきそば(ミートソース味)(390円)。

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 立川高島屋(立川市曙町2、TEL 042-525-2111)が5月27日から、「立川高島屋開店45周年記念大感謝祭」を開催している。

さくらせかいさんが立川市の地図をデザイン

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 6月5日で開店45周年を迎える同館。1961(昭和36)年、同店の前身となる「東京ストア」をキーテナントとした「立川銀座デパート」を現在のみずほ銀行立川支店(曙町2)東側に開業。その後、「立川銀座デパート」の増床・改装を機に高島屋が全館借り受けることとなり、商号を「東京ストア」から「立川高島屋」へ変更。1970(昭和45)年6月5日、「立川高島屋」としてオープンした。

 1995年には、立川駅北口の米軍基地跡地再開発事業により現在地へ移転。2011年に行った全館リニューアルでは、IDC大塚家具やユニクロの出店で話題を集めた。店舗面積は2万6855平方メートル。

 同感謝祭では、「長年ご愛顧いただいたお客さま、支えてくださった地域の皆さまに向けて、『懐かしさ』や『地元』を切り口としたイベントを多数企画した」と宣伝部立川店販売促進室の武内正樹さん。

 「銀座デパート」時代の1962(昭和37)年から28年間、フードコートで販売していた焼きそばを再現した「なつかしの焼きそば」(390円)を6月2日まで販売するほか、6月4日~9日には第一デパートの人気店「サンモリノ」の「なつかしナポリタン」(650円)が復活する(いずれもなくなり次第終了)。販売2部食料品売場シニアマネジャーの筒井春雄さんは「立川市民に愛され、立川のソウルフードともいわれている高島屋の焼きそばと第一デパートのサンモリノのナポリタン。お客さまに当時を懐かしみ、喜んでいただきたいとの思いから交渉に当たり、実現にこぎ着けることができた」と話す。

 期間中は、開店45周年を記念してイラストレーター・絵本作家のさくらせかいさんが立川市の地図を描いた「オリジナルMAPイラストグッズ」を販売するほか、6月7日にはさくらさんと一緒に絵本を作るワークショップ「さくらせかい展  親子で絵本を作ろう!」も行う。

 多摩エリアの人気ベーカリーやスイーツが日替わりで登場する「多摩の味 名店フェア」や高島屋のマスコットローズちゃんが一堂に集う「歴代ローズちゃん展示」、立川女子高等学校(高松町3)の吹奏楽部による演奏会(31日)など、さまざまな催しも予定する。

 6月3日から開催する東北6県の名物グルメが一堂に会す「東北展」では、45周年を記念した限定商品もそろえる(11日まで)。

 「今後も集客力のある魅力あふれるまちづくりを目指し、温かい心のこもったサービスと新しい文化の発信、楽しくワクワクする店づくりに磨きをかけていきたい」と同店広報担当者。

 営業時間は10時~19時。イベントにより開催時間は異なる。大感謝祭は6月9日まで。

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