立川ステージガーデン（立川市緑町3）で9月18日、ブロードウェー・ミュージカル「プリティ・ウーマン」の公演が始まった。

会場周辺が「プリティ・ウーマン」仕様に

　同演目は、1990（平成2）年に公開されリチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主演し世界的大ヒットとなった映画のミュージカル版。ミュージカルは2018（平成30）年に初演し、ニューヨーク・ブロードウェーとロンドン・ウエストエンドで上演された。音楽は、シンガー・ソングライターのブライアン・アダムスと音楽家のジム・ヴァランスが共同で作詞・作曲を担当した。

　物語の舞台は1980年代のロサンゼルス・ハリウッド。若い娼婦ヴィヴィアンが、敏腕ビジネスマンのエドワードと出会い、ロサンゼルス滞在中に共に過ごす契約を結んで始まる恋物語。ステージ脇には字幕を掲出し、街・社交場・ホテルの室内とセットが入れ替わり、生演奏の音楽とダンスパフォーマンスを交え、休憩を挟み2時間半の公演となる。

　同ミュージカルの公演は日本で初めて。今年で100周年を迎える立飛ホールディングスの記念事業の一環として、同グループがツアーを招聘（しょうへい）し、新国立劇場オペラハウス（渋谷区）を皮切りに、立川、東大阪市文化創造館（大阪府東大阪市）の3カ所で1カ月間にわたり上演する。

　立飛ホールディングスの村山正道社長は「日本で初めての記念すべき公演。本場アメリカから来日したキャストによる心弾むサウンドと華麗なダンスパフォーマンスをお楽しみいただければ」と観劇を呼びかける。

　チケットは、S席＝16,000円、A席＝12,000円、B席＝9,000円。立川公演は今月23日まで。