国分寺のオーガニックカフェ「カフェスロー」、敷地内に自然食品店開く

オーガニックカフェ「カフェスロー」の敷地内にオープンした自然食品店「おかげさま市場」

オーガニックカフェ「カフェスロー」の敷地内にオープンした自然食品店「おかげさま市場」

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 国分寺のオーガニックカフェ「カフェスロー」(国分寺市東元町2)は5月22日、敷地内に自然食品店「おかげさま市場」(TEL042-312-4414)をオープンした。

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 「当店は効率優先や価格競争の波にのまれず、魅力のある食品や食材を作る人たちの存在を知っていただき、おかげさまとのつながりが生まれる場を目指してオープンした」と話すのは店長の菊池さん。店名にもこだわり「我々を生かしてくれる多様な生き物とのつながりや自然の恵みに対して「おかげさま」という感謝の気持ちを込めたいと考えた」という。

 店内には地場野菜や各地から選びぬいた食品類をそろえる。そのほか、洗剤やベビー用スキンケア用品などの日用品も用意。「特に北海道の思いやりファームの『想いやり生乳』はおすすめ。日本で唯一、生のままで飲める生乳だが、おいしいのはもちろん、ファームの環境づくりを含む牛への思いやりには感銘を受けている」と話す。また「カフェスローでお客さまからご好評いただいているメニューを自宅でも楽しんでいただけるように」、カフェで使っている「幻の米」と呼ばれる山形県新庄の「さわのはな」や、地場の無農薬栽培された野菜なども取り扱う。

 グランドオープン当日は、カフェスローで「国際生物多様性の日」にちなんだイベントも行われたこともあり大勢の人が訪れた。「特にイベントで講演していただいたスローフード運動の先駆者である作家の島村菜津さんが選ぶスローフードのコーナーに多くのお客さまに関心をお寄せいただき、さまざまな商品を手に取っていただけた」という。

 「ギャラリーを併設するカフェスロー、天然酵母のパン工房アチパン、NPO法人自然育児友の会、そして新しく加わったおかげさま市場で連携をとり、『エコマーケット』として地域の人々を中心として新たなつながりや発見ができる場として、スローなライフスタイルに関心のある多くの方々にお越しいただきたい」と菊池さん。「今後も多くのお客さまに喜んでいただけるよう多くのおかげさまを紹介したい」とも。

 営業時間は11時~19時。火曜定休。

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