東大和市立郷土博物館（東大和市奈良橋1）のプラネタリウムで6月19日、「プラネタリウムでチコちゃんに叱（しか）られる！ チコとキョエの宇宙大冒険！ 無知との遭遇」の上映が始まった。

東大和市立郷土博物館のチラシ

　天体望遠鏡専門メーカーの五藤光学研究所（府中市）監修の下、NHKエンタープライズと共同テレビジョンが共同で制作した同プログラム。NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる！」がプラネタリウムに登場する。現在全国13施設での上映が決定しているが、同館での上映が皮切りとなる。

　ある晩届いた「宇宙人5さい」からの「宇宙に来てみませんか？」という手紙を読んだチコちゃんとキョエちゃんが広大な宇宙へ飛び立つストーリー。「何でお星さまは光っているの？」など、宇宙に関する素朴な疑問を解き明かしていく。永遠の5歳児・チコちゃんが全天周のドームスクリーンに投影され、「ボーっと生きてんじゃねーよ！」と、おなじみの決めぜりふも。

　同館学芸員の野崎洋子さんは「NHKの人気番組ということで、ご存知の方も多いかと思う。誰もが思っている宇宙に関する素朴な疑問を永遠の5歳児チコちゃんの切り口で解説している。上映初日から小さい子から大人までたくさんの方にお越しいただいている。座席数を半分の50席に減らして感染対策を施し開館しているので、チコちゃんとキョエちゃんがドームいっぱいに大活躍するプラネタリウムを楽しんでいただければ」と来館を呼び掛ける。

　投影開始は15時（星座解説含む投影時間約45分）。料金は、大人＝300円、小中学生＝100円。当日券のみ。9月12日まで。