立川高島屋S.C.（立川市曙町2）が11月14日、リニューアルオープンする。

屋上に用意された地域コミュニティーの場「おにわ－oniwa―」イメージ

　同店は1月31日、地下1階～3階（2階は一部）の百貨店区画の営業を終了。近隣にできた新しい商業施設や宿泊施設の開業により、変化してきた来店客層や地域のニーズへ対応するため、リニューアルオープンに向けて準備を行っていた。

　今回のリニューアルで、地下1階にはディスカウントスーパーマーケット「オーケー」、わらび餅専門店「甘味処さびと」、サンドイッチのファストフード店「サブウェイ」など、1階には回転ずし「はまずし」、和洋菓子店「シャトレーゼ」、ドラッグストア「サンドラッグ」など、3階にはアミューズメント「ナムコ」、ガシャポン専門店「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」、キャラクターくじ「一番くじ公式ショップ」がオープン。

　3階は体験型エンターテインメントフロアで、約800坪の店内に350台以上のクレーンゲームを設置。バンダイのガシャポン新商品を全て取りそろえる。

　屋上には10月1日、貸し農園サービス「シェア畑garden」がリニューアルに先駆けてオープン。大型プランターを使って、各利用者専用区画で年間10～15種類の野菜や果物を栽培して収穫することができ、初心者でも野菜作りが楽しめるようにする。併せて、子どもが走り回っても安全なゴムチップ製の床や自由に描ける黒板、多摩産材の木製遊具などを設置する地域コミュニティーの場「おにわ－oniwa―」を用意。アート、地域交流イベントなどを開いていく予定。

　サンサンロード側の西側入り口には、新たに地下1階へ向かうエスカレーターを設置。入り口付近には誰でも滞在することができるシーティングスペースを設け、周辺エリアと一体になった空間とした。

　リニューアルオープンを記念して、11月14日にジャズの演奏会や立川市キャラクター「くるりん」、同市公認なりそこねキャラクター「ウドラ」とのグリーティングを行うほか、18日には巨大チョークアートの制作イベント、立川市内の若手生産者が野菜や果物を販売する「立川マルシェ」、イルミネーションの点灯式などを行う。