
株式会社IVRy(本社:東京都港区、代表取締役/CEO:奥西 亮賀、以下「当社」)は、対話AIプラットフォーム「アイブリー」において、詐欺などの悪質な着信への対策として、日本国外の電話番号からの着信を拒否する機能の提供を2026年10月2日(金)より開始しました。本機能は、すべてのプランで追加料金なしでご利用いただけます。
近年、国際電話番号を悪用した詐欺電話や自動音声(オートコール)による不審な着信が全国的に急増しており、警察庁や国民生活センターが繰り返し注意喚起を行っています。
こうした着信は、企業や店舗の代表電話・予約電話にも及んでいます。現場では応答や折り返しの判断に追われるほか、着信通知が相次ぐことで本来の顧客からの電話が埋もれてしまうなど、日々の電話業務に支障が生じています。当社は、企業や店舗で働く皆様が安心して働ける環境を守るため、本機能を提供いたします。
背景:国際電話番号を悪用した詐欺電話の急増と、企業の電話窓口への影響
警察庁の発表によると、2025年の特殊詐欺およびSNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数は合計43,000件(前年比+37.5%)に上りました。このうちSNS型投資・ロマンス詐欺を除く特殊詐欺は27,832件で、被害者への当初の接触手段の約8割を電話が占めています。犯行に利用された電話番号では国際電話番号が全体の75.5%を占め、その数は92,996件(前年比+95.4%)と前年の約2倍に急増しました(※1)。
2026年上半期も、特殊詐欺全体の認知件数は増加傾向が続いています。同年から警察庁はSNS型投資・ロマンス詐欺を特殊詐欺の一手口として集計しており、これらを含む特殊詐欺の認知件数は22,031件(前年同期比+18.3%、暫定値)でした(※2)。
このような電話の着信は、応答や転送先での対応、折り返しの要否判断といった工数を発生させるだけでなく、短時間に連続して着信することで本来の顧客からの電話を見落とすリスクや、従業員の心理的負荷の増大にもつながります。
「アイブリー」ではこれまでも、特定の電話番号からの着信を制御する「ホワイトリスト・ブラックリスト」機能を提供してきました。しかし、番号を次々と変えてかけてくる迷惑電話に対して、番号を個別に登録して対応するには負担が大きいため、日本国外の電話番号からの着信を一律に拒否できる本機能を新たに提供することといたしました。
※1:警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」 https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/sagi_keihatsu2025.pdf
※2:警察庁「令和8年上半期における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)」(2026年7月30日) https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/hurikomesagi_toukei2026.pdf
機能概要
本機能をONにすると、日本国外の電話番号からの着信を自動的に拒否し、日本国内の電話番号(国番号+81)からの着信のみを受け付けます。
・対象:「アイブリー」をご利用のすべてのお客様(全プラン)
・料金:当該機能のご利用にあたっての追加料金なし
・提供開始日:2026年10月2日(金)
・設定:お客様ご自身でON/OFFを設定
特徴
1. 日本国外の電話番号からの着信を、自動的に拒否
個別の番号登録を必要とせず、日本国外の電話番号からの着信をまとめて拒否します。番号を変えて繰り返しかかってくる不審な着信にも、設定ひとつで対応できます。
2. 着信そのものを拒否するため、現場の業務を中断させない
AIによる応答や音声ガイダンスの再生、転送を行わずに着信を拒否することで、本来の顧客対応に集中できます。
3. お客様ご自身の判断で、いつでもON/OFFを切り替え可能
海外の顧客や取引先からの電話を受ける必要がある業種・業態もあることから、設定はいつでも変更できます。海外の顧客・取引先からの着信が必要な場合はOFFのままご利用ください。
設定方法
1. 「アイブリー」の設定画面を開く
2. 「電話オプション設定」を開く
3. 「日本国外の電話番号からの着信を一律で拒否する」をONにする

すべての人と企業に届けるために。本機能を標準機能とした理由
当社は、「最高の技術をすべての人と企業に届ける」をミッションに掲げ、地域や企業規模を問わず、一人ひとりがその価値を実感できる技術の提供を目指しています。
当社が考える「最高の技術」とは、最先端であることだけを指すものではありません。日常の業務に自然に溶け込み、使う人が意識せずともその恩恵を受けられる技術こそが、当社の目指すものです。
不審な着信への対策は、本来、企業規模や契約プランによって差があってよいものではありません。小規模な店舗の予約電話も、大企業の代表電話も、守られるべき顧客との接点であることに変わりはないからです。こうした考えから、本機能を特定のプラン向けの付加サービスではなく、個人事業主から大企業まで、「アイブリー」をご利用のすべてのお客様に追加料金なしの標準機能として提供することといたしました。
株式会社IVRy 代表取締役/CEO 奥西 亮賀 コメント
電話は今もなお、多くの企業や店舗にとってお客様との最も身近な接点です。その電話が、オートコールや詐欺電話などの着信によって本来の役割を果たせなくなることは、現場で働く方々の負担であると同時に、お客様との大切な接点を損なう社会的な損失だと考えています。
当社は、“働くことは、楽しい”を常識に変えていく「Making “Work is Fun” a reality.」をビジョンとしています。テクノロジーの力で不要な着信を取り除き、人が人としての価値を最大限に発揮できる環境を取り戻すことを意味します。本機能は、対話AIによる電話応答業務の自動化と同じく、“Work is Fun”な社会の実現に向けた取り組みの一つです。
当社はこれからも、「人が人にしかできない仕事に集中できる環境」をつくるため、安心・安全にご利用いただけるサービスの提供に取り組んでまいります。
コーポレートページ掲載URL:https://ivry.jp/pr/j982mb64o1y/
対話AIプラットフォーム「アイブリー」:https://ivry.jp/enterprise/top/
アイブリーは、企業と顧客の対話をAIで自動化・最適化し、複数チャネルにまたがる対話データを一元的に蓄積して経営資産へと変換する対話AIプラットフォームです。24時間365日稼働する対話AIが、電話やチャットなどコミュニケーション業務の効率化と顧客体験の向上を実現すると同時に、解析された対話データから顧客の潜在的なニーズを導き出し、業務改善や経営判断の最適化に活かすことで、データドリブンな経営へ後押しします。現在47都道府県・全99業界(※3)、累計70,000件以上のアカウントを発行しています。
※3:実績は2026年9月末時点(日本標準産業分類の中分類99業界をもとに計測)
株式会社IVRy 会社概要
企業名:株式会社IVRy(アイブリー)
代表者:代表取締役/CEO 奥西 亮賀
設立年月:2019年3月
所在地:〒108-0073 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F
電話番号:050-3204-4610
企業サイト:https://ivry.jp/company/