「第51回全国大学版画展」が10月21日から、たましん美術館(立川市緑町3)で始まった。
全国の大学や専門学校などで版画を学ぶ学生の作品を紹介する同展。立川での開催は今回が初めてとなる。1974(昭和49)年に発足した大学版画研究会(現・版画学会)の活動の一環として、約半世紀にわたり開催してきた同展は、1987(昭和62)年から町田市立国際版画美術館(町田市)で、2021年から上田市立美術館(長野県上田市)を会場に開催してきた。今回は両館での開催が難しくなったことから、過去に大学教員の版画展を開催した縁があるたましん美術館に声がかかったという。
期間中、全国37校の学生による選抜作品97点を展示。木版画や銅版画、シルクスクリーン、リトグラフなど、さまざまな技法を使った作品が並ぶ。12月5日は、展示作品の中から選ばれた、優秀賞や「たましん美術館賞」などの授賞式を行う。
同館学芸員の相澤美貴さんは「今回はできる限り多くの作品を展示するため、作品の大きさは例年より小さくなったが、限られた画面の中に魅力が凝縮された、緻密で力強い作品が多くなった。これからを担う学生たちのさまざまな表現を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。入館料は、一般=500円、高校・大学生=300円、中学生以下無料。12月20日まで。