プレスリリース

SCSK、auじぶん銀行「じぶん銀行アプリ」のリファクタリング対応を完了

リリース発行企業:SCSK株式会社

情報提供:

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭、以下 SCSK)はauじぶん銀行株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田中 健二、以下auじぶん銀行)が提供するスマートフォン向けバンキングアプリ「じぶん銀行アプリ」において、Flutter(フラッター)※1を活用したリファクタリング※2対応を支援し、新基盤での稼働を開始したことをお知らせします。
本取り組みは、スマートフォンを中心とした金融サービスの利便性向上と、継続的な顧客体験の改善を目的としています。アプリケーションの内部構造を刷新し、開発・保守の効率化、品質維持、UI/UX改善への対応力向上を実現しました。
※1 iOSとAndroid向けのアプリを共通のプログラムで開発できるフレームワーク
※2 アプリの機能を変えずに内部構造を見直し、複雑化したコードなどの課題を改善すること

1.背景

スマートフォンアプリは、金融機関とお客さまをつなぐ重要なデジタルチャネルとして、金融サービス利用における利便性や顧客体験を左右する接点となっています。アプリを提供する金融機関にとって、継続的な機能改善やOSアップデートへの対応と、安定した品質の維持を両立しながら、開発・保守を効率化することは共通の課題です。auじぶん銀行においても、スマートフォンを主要な顧客接点として、各種金融サービスを提供する中で、サービス拡充やお客さまニーズの多様化に伴い、安定した品質を維持しながら、継続的な機能改善や外部環境の変化に迅速に対応できるアプリケーション基盤が求められていました。
また、auじぶん銀行のDX戦略では、「お客さまが望むニーズを徹底的に理解し、お客さまに合った魅力的な商品・サービスを素早く提供する」「新たなテクノロジーを活用した革新的なサービスを創造し、お客さまに素早く提供する」「テクノロジーを活用し、業務の自動化/効率化を追求しながら、社員のスキルアップと働きやすい環境を提供する」ことを方向性としています。
こうした背景のもと、SCSKは、金融機関向けアプリ開発・保守で培った豊富な知見を活かし、auじぶん銀行DX戦略を実行するうえで不可欠となる、柔軟で拡張性の高いアプリケーション基盤の整備を支援することとなりました。

2.リファクタリング対応の概要

本取り組みでは、「じぶん銀行アプリ」の主要機能(ログイン、口座情報、マーケット情報、外貨取引情報、お知らせ、メニュー、設定、スマホ認証、口座開設など)を対象としたリファクタリング対応を推進しました。
SCSKは、バンキングアプリ開発の実績と既存アプリの保守で得たノウハウを活かし、Flutterを活用したクロスプラットフォーム化、コード品質の均一化、開発プロセスの効率化、ならびに品質確保を支援しました。あわせて、SCSKのモバイル開発向けFlutter開発標準「Spicered(スパイスレッド)」を活用し、iOSおよびAndroidの双方に最適化された開発構成の整備を進めました。

図:リファクタリングに伴い、リニューアルされた「じぶん銀行アプリ」の画面例(左からログイン画面/ホーム画面/タイムライン画面/メニュー画面)

3.本対応による主な効果

(1)開発効率の向上
Flutterによるクロスプラットフォーム開発の導入により、これまでiOS/Androidで個別に進行していた設計・実装作業を単一のコードベースに統合。機能追加時の開発効率を高めました。また、共通化された開発基盤を活用することで、毎年継続的に発生するOSアップデート等の外部環境変化に対する改修工数を、従来よりも圧縮できる見込みであり、対応の効率化が期待されます。
(2)UI/UX改善のスピードアップ
ソースコードの刷新により技術的負債を解消。Flutterのモダンアーキテクチャの採用により、デザインツール(Figma等)とFlutterの親和性を高めることで、お客さまの声や改善要望をいち早くアプリ画面へ反映させることが可能となりました。

4.今後の展望

今後もSCSKは、今回のリファクタリング対応で確立したアプリ基盤と金融業界での知見を活かし、auじぶん銀行のアプリ開発プロセスのさらなる高度化を支援することで、「魅力的な商品・サービスを素早く提供する」という同社のDX戦略の推進に貢献してまいります。

auじぶん銀行株式会社について

auじぶん銀行株式会社は、auフィナンシャルホールディングス株式会社を株主とするインターネット銀行です。スマートフォンアプリをメインチャネルに、円/外貨預金、住宅ローン・カードローン、決済、資産運用等の個人向け銀行サービスを提供しており、2026年6月30日時点で預金口座数741万口座、預金残高5.8兆円を超えるなど、事業基盤を拡大しています。同社は「デジタルを駆使する。お客さま視点で考える。そして、期待を超える金融へ。」をパーパスに掲げ、スマートフォンを中心とした金融サービスの利便性向上と新しい体験価値の創造に取り組んでいます。
https://www.jibunbank.co.jp/

SCSK株式会社について

SCSK株式会社は、コンサルティングから、システム開発、検証サービス、ITインフラ構築、ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップで提供しています。また、ITを軸としたお客様や社会との共創による、さまざまな業種・業界や社会の課題解決にむけた新たな挑戦に取り組んでいます。
https://www.scsk.jp/

SCSKグループのマテリアリティ

SCSKグループは、経営理念「夢ある未来を、共に創る」の実現に向けて、社会と共に持続的な成長を目指す「サステナビリティ経営」を推進しています。
社会が抱えるさまざまな課題を事業視点で評価し、社会とともに成長するために、特に重要と捉え、優先的に取り組む課題を7つのマテリアリティとして策定しています。
本取り組みは、「豊かな未来社会の創造」、「安心・安全な社会の提供」に資するものです。
-開発基盤・プロセスの刷新により、外部環境の変化への対応効率化を通じてDX戦略の推進を支援
-より使いやすく安心して利用できるデジタル金融サービスの提供と顧客体験の向上に貢献
 ・SCSKグループ、経営理念の実践となる7つのマテリアリティを策定
https://www.scsk.jp/corp/csr/materiarity/index.html

本件に関するお問い合わせ先

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
金融事業グループ
金融システム第一事業本部 営業第二部 ソリューション課 課長 柳生
TEL: 080-6159-7582
E-mail: r.yagyuu@scsk.jp
※ 掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。