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「ファーレ立川アート」修復再生へ-完成20周年記念イベントも

記者会見で手を合わせる清水庄平立川市長(右側)、佐藤浩二ファーレ立川アート再生実行委員長(中央)、川口哲生同副委員長(左側)

記者会見で手を合わせる清水庄平立川市長(右側)、佐藤浩二ファーレ立川アート再生実行委員長(中央)、川口哲生同副委員長(左側)

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 多摩モノレール立川北駅に隣接する芸術作品群「ファーレ立川アート」の修復再生事業が現在、進められている。

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 ファーレ立川アートは、1994年に完成した世界36カ国92人の作家による109点のパブリックアート作品群。屋外にあり、いつでも鑑賞が可能だが、完成から20年がたち風雨や日差しにより一部の作品には色あせや汚れなどの劣化が見られるほか、心ない人による落書き・破損もあることから、再生事業に取り組むこととなった。同事業に取り組むのは、立川市をはじめ、ファーレ立川の各ビルや市内の市民団体、民間企業などで結成する「ファーレ立川アート再生実行委員会」。

 今年9月~10月に先行して破損の著しい3作品の修繕を行い、その後2014年度から2015年度にかけて計40作品について修復作業を実施する予定。予算は総額4,700万円で、市が2,360万円を支出する。民間からの協賛金も募る。賛助金額は、個人は1口3000円~、法人は1口1万円~(1口未満でも受け付ける)。

 10月12日、13日には、ファーレ立川アート完成20周年を記念して、多摩モノレール立川北駅周辺のファーレ立川地区やサンサンロードで記念イベントも実施する。

 今月22日に行われた同事業についての記者会見では、同実行委員会の佐藤浩二委員長が「同事業を通じて立川のかけがえのない財産を残していきたい。市民や来街者の皆さまにはぜひ『文化芸術の街・立川』を楽しんでいただければ」と話した。

 協賛金についての問い合わせは、立川市産業文化部地域文化課(TEL 042-523-2111)まで。

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