たましんRISURUホール（立川市市民会館、錦町3）で6月5日、「第30回たちかわ演劇祭特別企画 1日でできる舞台体験！vol.2」が開かれる。たちかわ演劇祭実行委員会が現在、参加者を募集している。

「第30回たちかわ演劇祭特別企画 1日でできる舞台体験！vol.2」募集チラシ

　同イベントは、「たちかわ演劇祭」に出演する団体が講師となり、1日で稽古から舞台発表までを体験するワークショップ。参加者は、朗読、歌唱、ダンス、殺陣・アクションのパートに分かれ、最後は参加者全員で一つの作品を作り上げ、舞台で発表する。

　「たちかわ演劇祭」は同所で毎年8月に1カ月間開催し、今年で30回目を迎える演劇イベント。立川市を中心に多摩全域から参加団体を募集し、見る楽しさ、作る楽しさを伝える活動を行っている。宝塚OGによる劇団「カジキタドリーム」も所属し、当日はダンスの指導に当たる。

　昨年は、小学生から70代までの男女が参加し「桃太郎」の舞台に取り組んだ。参加者からは、「始めは難しかったがこつが分かった。みんなで一つの作品を作り上げて刺激を受けた」「1日で舞台が出来上がるか心配だったが、立派な公演となり満足した」などの声が聞かれたという。

　演劇祭実行委員会事務局の原田桃佳さんは「昨年は、堂々と踊ったり、朗読したりする参加者の姿に驚かされた」と振り返る。「舞台に立つことは、なかなかできない貴重な経験。最後は観客の前でステージに立ち、やりがいもあるので、参加してみては」と呼びかける。

　現在は歌唱・ダンスのみ募集中。締め切りは5月10日。開催時間は9時30分～17時（公演は15時30分～16時）。参加・鑑賞無料。