ブラウザーで多様な形式の文書を共有-立川のIT企業がサービス公開

MoCo ライブラリー画面

MoCo ライブラリー画面

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 スパイダーネットワークス(立川市栄町4)は4月17日、ブラウザーのみでさまざまな形式の文書や画像を共有できるサービス「MoCo ライブラリー」を公開した。

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 同社は、携帯電話・インターネットを利用したサービスを展開しており、YouTubeの全ビデオを、日本語で検索可能にするサービス「MOCO Video」を2006年にリリースしたことで注目を集めた。

 同サービスは、エクセル、ワード、パワーポイント、テキストファイル、PDF、画像、ZIPファイルといったさまざまな形式のドキュメントファイルを、ブラウザーのみで閲覧共有・ダウンロード可能にした文書共有サービス。同サービスの活用で、今までエクセルなどのバージョンの違いによって互いのファイルを閲覧することができなかったユーザーが、ソフトウエアをインストールしていなくてもブラウザーのみで閲覧可能となる。

 そのほか、お気に入り文書登録機能、文書評価機能、文章公開範囲設定機能、ブログなどへの文書ビュワーの貼り付け機能、気に入った文書を持つユーザーを追いかける機能なども備える。

 同社の田浦隆也社長は「このサービスは、そもそも仕様の異なるファイルをブラウザー上で閲覧できるサービスがあったら便利だなと思ったのがきっかけで作った。現在は、MoCo Videoを経由して訪問するユーザーが多く、日本国内では十分な手応えを感じている。英語版と中国語版も同時スタートしているので、英語圏と中国語圏のユーザーにどうすればたくさん利用していただくかを検討していきたい」と話す。

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