立川市は5月に開設する「（仮称）立川市ファーマーズセンター」の名称を「ファーマーズセンター　みのーれ立川」に決定した。

　同センターは「立川市第3次農業振興計画」に基づき開設する多機能施設。地産地消の推進や地域福祉の向上を目的に、市内で生産された農産物や特産品の提供のほか、立川情報の発信や市民交流を行う。多目的交流スペース、地産池消推進スペースなどの屋外施設と鉄骨1階建ての施設から成る。場所は昭和記念公園北側のシンカイデンキの北西部分（立川市砂川2）で、敷地面積9825平方メートル、延べ床面積474.76平方メートル。

　同市が広報紙やホームページで同センターの名称を募集したところ108件の応募があり、その中から神奈川県川崎市の赤羽和親さんの「ファーマーズセンター　みのーれ立川」に決定した。「みのーれ」の名称は「実れ」を表し、立川産の農畜産物や特産品が提供され、立川の情報発信と市民交流の場として、多くの人と物が集まり、皆に親しまれる空間になることを願って付けられた。

　オープンは5月23日。