「自転車のみの市」が9月30日、「たちかわ創造舎」（立川市富士見町6）で開かれる。

たちかわ創造舎で「自転車のみの市」　アンティーク出店や試乗会も

　旧多摩川小学校を利用した同施設の校庭に、自転車に関するあらゆるものが出品されるのみの市（フリーマーケット）。希少なビンテージ品から、フレーム・パーツ・サドル・ウエア・シューズ・書籍などのリサイクル品が並ぶほか、折り畳み式電動キックボードの試乗会も開く。

　実行委員会事務局の井上ゆきえさんは「買い物を楽しむほか、自転車愛好家とのコミュニケーションも楽しみの一つ。自転車のイギリス製の折り畳み自転車『Brompton（ブロンプトン）』のカスタムや、ヨーロッパの古い自転車部品など、自転車の幅広い魅力に触れながら、掘り出し物を見つけていただければ」と話す。

　多摩川沿いにある同施設を拠点に、自転車のロングライドを楽しむ「たまライド」を8年間にわたり主催する井上さん。事務局長の田邉達介さんと共に、施設創設時からサイクル・ステーション事業に関わる。同施設での「のみの市」の開催は2回目で、昨年は150人が訪れたという。

　田邉さんは「ロケ地としても多く使われる創造舎は多摩川沿いにあり、広い緑地と空が望める気持ちの良い場所。サイクリングがてら足を運んでいただければ」と呼びかける。

　開催時間は10時～14時30分。雨天中止。