「KOKUBUNJIパーカー」を販売するオンラインショップ「ALKA?NIKA(アルカナイカ)]が3月下旬、オープンした。

Tシャツは、レストラン「KBJ KITCHEN」でも販売

　デザイナーの米倉八潮さんは国分寺市在住。「4年前、友人が住んだこともないBROOKLYN（ブルックリン）と書いてあるパーカを着ていて、どうせなら自分の街のパーカーを着て出掛けよう、と国分寺のオリジナルパーカを作ったのがきっかけ」と話す。

　「MY TOWN PAKA PROJECT」と名付け、販売当初は知人の飲食店にポスターを貼り完全受注生産していたが、問い合わせが多かったため、オリジナル商品を製造販売できるサービスを利用したオンラインショップの開店に踏み切った。

　文字には米倉さんのオリジナル書体「Rice slab black」を使用し、国分寺の郵便番号「185」を中央にあしらう。「おしゃれで普段も着られるデザイン」にこだわった。

　「国分寺で生まれ育ったが、若いころの遊び場所は渋谷、六本木、麻布。国分寺は寝に帰る場所だったけれど、父親になった頃から足元を見直した。国分寺の良さは丁度いいところ。わざわざ都心まで行かなくても、地元と毎日の生活がもっと楽しくなればいいと気付いた」

　国分寺の仲間たちと結成したチーム「秘密風結社KBJ」で、都立武蔵国分寺公園の野外イベント「PICNIC HEAVEN ピクニックヘブン」を5年にわたり開催。オンラインショップでは、これまで開催したイベントのフライヤーをモチーフとしたTシャツも販売する。

　「地域活動と思ったことはない。毎日の生活が楽しくすることが、地元を好きになることにつながっている。国分寺で街の名前の入ったパーカを着るなら『KOKUBUNJIパーカー』を。一家に一着、ぜひ」と米倉さん。

　サイズは、子ども用110センチから大人用のXXXLまで。価格は、子ども用＝4,680円～、大人用＝4,980円。Tシャツ、トートバックも販売。