立川市地域文化振興財団（立川市錦町3）が現在、3月28日に実施する「東京国立近代美術館＆紙の博物鑑賞ツアー」の参加者を募集している。

　国内の優れた芸術作品に触れる機会を市民に提供するため、美術館を訪問し、専門員のレクチャーを受けるとともに、季節の花や自然・歴史、芸術作品に触れる「美術鑑賞事業」の一環で行う同企画。同財団では1988年度から、長野県や群馬県など関東近郊の山や渓谷などへのハイキングや散策を主催している。2008年・2009年は静岡県立美術館を巡り、2010年・2011年には山梨県立美術館を訪ねた。

　同美術館では「新生！MOMATコレクション」の鑑賞を専門員によるわかりやすい解説付きで行うほか、同博物館では、紙の歴史をたどり、紙すき体験を行う。昼食には築地で「にぎりずし」を食べる。「小学生以上のお子さまをはじめ年配の方まで幅広く募集している」と同財団文化事業係の小林さん。

　参加費は大人＝3,500円、小・中学生＝1,500円（バス代、昼食代、保険料、見学料込）。定員45人（定員を超えた場合は抽選）。立川市内在住・在勤・在学者が対象。申し込み方法はホームページで確認できる。締め切りは2月14日。